| 4月10日(木)の試合を振り返って... 西武 対 ロッテ (西武ドーム) |
| TEAM | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | R |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ロッテ | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | - | - | - | 5 |
| 西 武 | 5 | 2 | 0 | 6 | 0 | 0 | 2 | 0 | X | - | - | - | 15 |
| ■投手リレー | 楽天:久保→高木→小宮山→伊藤→シコースキー 西武:涌井→小野寺→谷中 |
| ■勝ち投手 | 涌井1勝2負0S |
| ■セーブ | 0勝0負0S |
| ■負け投手 | 久保1勝2負0S |
| ■ホームラン | ロッテ:里崎1号、大松3号、オーティズ2号 西武:ブラゼル 7号 |
西武が今季最多の17安打、15得点で4カード連続の勝ち越しを決め首位をキープ。
| 4月10日(木) 東尾修の「ひとりごと」 |
今日は大量得点で打線が奮起してよかったという以上に、その内容がよかったことが一番の収穫だった。特に、以前指摘したブラゼルが外の真っ直ぐをセンター方向に、フォークをセンター前に打ったバッティングは“打線に軸ができた”という安心感をナベ(渡辺監督)にもたらしたと思う。あくまでも今日に限ったことではなく、続いたらの話だけどね。ひとまず開幕直後に感じたブラゼルに対しての不安、外国人選手特有の大きい当たりだけを狙った様子は見受けられなかったので大きな安心材料となった気がした。
打線に関しては、片岡にはじまって、栗山、中島がいて、9番のショーゴ(赤田)も状態がよくなってきて、と期待できるまで整ってきた。また、投手陣に関しても、他球団が苦しむところの中継ぎ・抑えが揃っているし、頼みの(?!)オツ(西口)の状態も徐々に上がってきているし、投打共に最高の状態ができてきている。キャンプの頃から比べたら、本当によくここまで皆が力を上げてきたなって嬉しく思うよ。
今日登板した涌井については多くを語る必要はないだろう。札幌では白熱したエース対決をダルビッシュ(日本ハム)と岩隈(楽天)が繰り広げていた。そのような試合であれば、たとえ省エネ投球とはいっても相当の疲労感が残る。その点、初回から大量得点に守られた涌井は疲労の残らない投球ができたはず。次回の登板がダルビッシュにあたる可能性が高いことを考えると、今回のふたりの疲労の残り具合が明暗を分ける結果になるかも知れないね。
とはいえ、ひとつ気になる点があった。久保(ロッテ先発)が崩れた原因のひとつに、この気候(寒さ)にしてはブルペンに入るのが少し遅かったことが挙げられると思う。同じく涌井もブルペンに入ったのが試合開始15分前。これでは25〜35球投げれるか投げれないかというところ。立ち上がりが大事ということを考えたら、寒さも考慮して最低でも20分前にはブルペンに入って欲しい。幸い、今回は若さでカバーしたが、久保の結果を目の当たりにし、そういったことも考えられるようになってもらいたい。というか、オレがいたら間違いなく注意するだろうね。
不安視されていた小野寺は、スピードガンこそ147キロ出ていても、おそらく手元で伸びていないんだろう、絶頂期のように後方ファールや内野フライを見ることがなかった。自分のイメージと実際の腕の振りに差があり、思い通りのボールがいかない=ますます力んでしまっているのが現状だ。一時、苦しんでいたシンジ(森慎二・元西武投手)に近い状態といってもいいかも知れない。チームの状態がいいだけに、今のうちに本来の状態まで持ってこれればといった感じだね。
余談だが、試合前に雑誌の取材(*)があった。呼吸法につて、という“マニア向け”するような内容なんだが、機会があったら読んでもらいたいね。
(*):KKベストセラーズ「CIRCUS」6月号(5/2発売)


