| 10月22日(月)の試合を振り返って... (米国10月21日) レッドソックス 対 インディアンス (フェンウェイ・パーク) |
| TEAM | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | R |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| CLE | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | - | - | - | 2 |
| BOS | 1 | 1 | 1 | 1 | 0 | 0 | 2 | 6 | X | - | - | - | 11 |
| ■投手リレー | CLE:J.ウェストブルック→R.ベタンコート→J.ルイス BOS:松坂→岡島→J.パペルボン |
| ■勝ち投手 | 松坂1勝1負0S |
| ■セーブ | J.パペルボン0勝0負1S |
| ■負け投手 | J.ウェストブルック1勝1負0S |
| ■ホームラン | CLE:- BOS:D.ユーキリス3号、K.ペドロイア1号 |
松坂は5回まで2失点と好投。岡島も2回0/3を無失点に抑えた。レッドソックスは対戦成績を4勝3敗として、3年ぶり12度目のリーグ優勝。
| 10月22日(月) 東尾修の「ひとりごと」 |
今日は慌しい1日だったなぁ。ダイスケ(松坂大輔)の試合(ア・リーグ優勝決定シリーズ最終戦)を緊張しながら観戦。ワールドシリーズ進出を決めて歓喜に沸く暇もなく、そのままダイスケとカズオ(松井稼頭央)について取材をいくつか受けて、終了し、文化放送に直行! 帰国した理子と「おうちにおいでよ」の収録をして、さらに取材。すべてが終わって、久しぶりの理子との食事でようやく落ち着けた感じだったよ。
ただ、決断してからが大変だったんだ。なんていったって同じ時期に日本では日本シリーズがある訳だからね。ということで、まず当初、28日の日本シリーズ第2戦を文化放送で解説する予定だったのを事情を説明し、解説者の変更をお願いした。が、その日はオレが解説ということでオツ(西口文也投手・西武)をブッキングしたらしく、「東尾さんをはずすのはかなり厳しいんです」との返答。急な話だし、無理をいっているのを分かっていたけれど、こんな機会はなかなかないということを再度説明し、さらにはオツにも直接電話して「最悪、お前一人で解説してくれ」と頼んだんだ(笑)
スケジュールの都合がついた後、今度は向こうでの宿泊が取れない、球場に入るパスが手配できない…といった問題が起きてね。息つく間もなく、あちこち電話したんだが、いまだにどうにもならない状態なんだ。カズオにも事情を説明し、向こうでいろいろやってもらっているんだけど、本当にこのまま渡米できるのか、ここ2,3日は慌しく過ごすことになりそうだよ。
さて、肝心の今日の試合だけど、まず今日のダイスケの表情を見て、西武に入団して2,3年目の頃を思い出したんだ。1年目は無邪気に、そしてがむしゃらに野球に取り組んでいたダイスケも2年目、3年目となると知恵・知識をつけ、いろいろ考えすぎるようになった。その頃は、チームが勝つことよりも自分のことが優先となり、フォームだ何だと自分のことばかり気にかけ、目の前のバッターを倒す、ということが疎かになっていた。まず相手を倒す、そのことに専念しろって何度怒ったことか。でも、若いダイスケにはそれがなかなか理解できなかった。まぁ、それは仕方のないことなんだけどね。
だが、今日のダイスケは自分の状態はさておき、とにかく勝たなくてはいけない、チームを勝利に導かなくてはいけない、という思いが表情に出ていたし、投球にも出た。シーズン当初に話にあがったマウンドがどうとか、ボールがどうとか、腕の振りがどうとか、もうそういう次元の話じゃなく、目の前の相手をとにかく倒さなくてはいけないという状況に追い込まれ、それが活かされた内容だった訳だ。チームの勝利 を優先する、目の前の敵を倒す…そうオレがいった意味をこれで理解してくれたかな、という思いがある反面、こういう状況だったから自然とそういう気持ちになり、本人は無意識だったんじゃないか、試合が終わった後にその大切さに気づくことなく過ぎてしまうんじゃないか、という思いもあるんだ(笑)。だから敢えて、ここで書かせてもらうよ。ダイスケ! あの頃オレがいったことを思い出してくれ!!(笑)
内容で悪かった点がなかった訳ではないけれど、それはあくまでも来年への課題であって、ワールドシリーズに向けて調整する必要はないと思っている。今日と同じようにチームを勝利に導くことを優先する気持ちがあれば勝てない筈はないからね。
今後の予定としては、日本シリーズ第1戦の解説をしてから渡米。次の更新は帰国してからになってしまうかな。さて、明日からも慌しくなりそうだ。とはいえ、こういう忙しさは大歓迎だけどね。


