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7月27日(金) 東尾修の「ひとりごと」

この間の試合(7月24日西武vs楽天戦)は運を味方につけた勝利だったな(笑)。それはさておき、気になるのはオツ(西口)だ。前半戦はいいスタートを切れたが、内転筋に痛みが出てからは体に負担がかかり過ぎているせいか腕も振れていないし、あいつらしいいやらしいボールじゃなくなってしまってる。あいつ独特のクロスに入ってくる投げ方は理想的な投げ方である半面、負担は大きい。昔から言っているが、足が突っ張り地球とケンカする投げ方のまま30代半ばを乗り切るのは厳しいものだ。だからこそ、若いうちから何らかの対処法を考えておいた方がいいという話はオツにもしていたんだけどな。

シーズン途中でフォームを大きく変えることは難しいし、急な調整も必ず無理が生じるだろう。この先2、3年でどうするのか?どうしたいのか?まずはそこから始めるしかないんじゃいかな。このまま押し通して150勝をゴールとするのか、それとも200勝を目指して行くのか。後は本人の気持ち次第だ。

今回抹消というかたちで調整をするようだけれど、今はかたちから入るのではなく意識をかえることを優先した方がいいだろうね。かたちからでは体が違和感を覚え、他の箇所にまで無理が出てきかねないからね。

さて、話はかわって久々のオレの監督業について書かせてもらうよ(笑)。今回サントリーの熱烈なラブコールを受けて(?!)、モルツ球団の対戦相手・甲子園HEROESの監督を務めることになったんだけど、23日(月)の試合は皆見てくれたかな。東京ドームが満員になる程のお客さんの前で、あれだけのメンバーを率いて試合するのは本当に楽しかったよ。昔のオールスターの興奮っていうのかな。今年オールスターはまったく見ることもなかったし、最近のオールスターは“野球で魅せる”ことがなくなりつつある中、モルツ球団vs甲子園HEROSはなかなか見ることのできない対戦が見れたり、選手の特徴を強くアピールするプレーで盛り上げたりと本当の意味での野球の面白さを感じることができてね。年齢を重ねて、体が昔ほどに動かないメンバーもグラウンドに出ると思わず力が入る。選手自身が本当に楽しみ、真剣に野球をしていたのだから見ているお客さんも楽しんでくれた筈だって確信しているよ。

オレ自身も8回に登板して、浩二さん(モルツ球団監督・山本浩二)と田淵さんに投げて見事に打ち取った訳だけど、マスターズリーグの時とはまた違った快感っていうのかな、本当に要所要所きっちり投げ分けて味を出すことができて満足しているよ。モルツの選手も甲子園の選手も3塁側のロッカーを使っている選手が多かったんで、試合中も両チームの選手が対戦について話したり、次に出る選手にアドバイスしたり、終始笑顔が絶えない現場だった。

試合が終わって、選手全員が「本当に楽しかった。来年もこのメンバーでぜひやりたいですね!」って言える試合が最近ではなかなか見れないだけに、こういう場を作ってくれたサントリーさんには本当に感謝しているし、来年もぜひ参加させてもらいたいと思ってるよ。


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