Higashio.com
Higashiocom
HIGASHIO PRESS
10月8日(日)の試合を振り返って...
第1ステージ第3戦 西武 対 ソフトバンク (インボイス)

TEAM 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 R
ソフトバンク 0 0 0 4 0 1 0 1 5 - - - 11
西 武 1 0 0 0 2 0 0 0 0 - - - 3
■投手リレー ソフトバンク:和田→柳瀬→藤岡→馬原
西武:松永→ギッセル→星野→山岸→三井→石井貴
■勝ち投手 柳瀬1勝0負0S
■セーブ -
■負け投手 松永0勝1負0S
■ホームラン ソフトバンク:松中1号、ズレータ1号
西武:中島1号

ソフトバンクは4回に逆転。6回、8回に松中の適時打、9回には松中の3ラン、ズレータの連HRなどでリードを広げた。ソフトバンクが、第1ステージを1勝1敗のタイとした。

10月8日(日) 東尾修の「ひとりごと」

久しぶりの更新だね。ちょうどパ・リーグの順位が決まる頃、4日間ばかり上海に行ってたり、10月に入ってからも休むまもなく動いていたものだから、更新することが難しくててね。落ち着く時間がないままプレーオフの解説に突入した感じだよ。

さて、昨日ダイスケ(松坂)で勝ち、王手をかけて臨んだ今日の試合、期待して見ていたぶん大差で負けてガッカリしてるファンや、ソフトバンク打線に勢いをつけてしまったんじゃ?って心配してるファンも多いんじゃないかな? でも、ガッカリする事も心配することもまったくないよ。

確かに点差を見ると大敗したように感じるけれど、実際そう打たれてはいないんだ。点数=安打数でもなければ、打線の勢いでもないのだから、そこを錯覚しないで欲しい。これはファンだけじゃなく、選手にも言いたいことだよ。とはいえ、シーズン終盤なかなか得点をあげられず攻撃に苦しんでいたソフトバンクを起こしてしまった可能性がない訳ではないのも事実。今日の結果を受けてホークスがホッとして油断するか、それとも勢いにのるか…それは明日になってみないと分からないけれど、不安材料がひとつ取れたという感触をホークスベンチが持っているのは間違いないだろうね。

今日の敗因をあえてひとつ挙げるとするならば、それは西武先発松永の“押し引き”のミスかな。3回まで完璧な立ち上がり、味方の援護も受けて昨日の流れをしっかり受け継いだかのように思えた。ところが4回、川崎にヒットを許し、大村にプッシュバント気味の当たりを決められ無死1,2塁。まぁ、ここまでは守備にミスがあった訳でもないし、仕方のない流れだからよしとしよう。つづく大道、さらには松中を打ち取り、「よし!松中も打ち取ったぞ!」と気持ちが引き締まり勢いにのるところで、迎えたバッターは調子の悪いズレータ。ここで、ベンチの指示は“塁を埋めてもいいよ”的な敬遠気味の四球。勢いにのりかけていたところで完全に気持ちが引いてしまった四球で満塁にし、追い込んでしまった訳だ。

2アウトだし、満塁にした方が守りやすいしいいんじゃないかって? いやいや、ピッチャー心理からしたら満塁のプレッシャーの方が嫌なもんなんだよ。特に松永の場合、ルーキーだの、大事な1戦だの、いろいろな要素もあったうえ、左対右という対戦で外に逃げるボールがなく、際どいところを攻めきれない、つまりは簡単にストライクを取れるボールがなかったんだ。この厳しい状況で二死満塁1点のリードを守り抜くプレッシャーが相当なものだって容易に想像がつくだろう?

はっきり言って、ズレータも次のカブレラ(ソ)もシーズン終盤から状態を落とし調子がいいとは決していえず、どっちと対戦しても同じだっただろう。ならば、二死満塁のプレッシャー、大きくなる不安、苦しい配球…そういう要素のなかったズレータとの対戦で何とか処理してもらえてたらって思わずにいられなくてね。たとえ結果が同じ満塁になったとしても、気持ちの逃げた四球ではなく、攻めの四球にして欲しかったよ。一方、ソフトバンクの柳瀬、藤岡は大きくリードを貰っていたことや、塁が空いていたこともあって常に攻め込んでいた。だからこそ、これが大きく明暗を分けたように感じたのかも知れないね。

ただ、明日にこれが敗因と考えると明日はオツ(西口)だし、その点の不安はまったくないだけにかなり期待していいと思うよ。冒頭でも言った通りホークスの打線が大爆発した訳でもなく、今日の敗因が大きな敗因でないことを考えれば、明日の試合の不安材料はないだろう? 明日も今日同様に大きな声援を送ってもらいたいよ。

そうそう、最後にもうひとつ。ここに来てあらためてて思ったけれど、やっぱりプレーオフは面白いね! 最後の最後まで目が離せないというか、見ていて本当にワクワクさせてくれる試合が続くんで心から楽しませてもらっているよ!


BACK NUMBER 2006
BACK NUMBER
このページのTOPへ