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3月5日(日)の試合を振り返って...
WBC アジアシリーズ 日本 対 韓国 (東京ドーム)

TEAM 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 R
韓 国 0 0 0 0 1 0 0 2 0 - - - 3
日 本 1 1 0 0 0 0 0 0 0 - - - 2
■投手リレー 韓国:キム・ソンウ→ボン・ジュングン→ペ・ヨンス→ク・デソン→パク・チャンホ
日本:渡辺俊→藤田→杉内→石井弘→藤川→大塚
■勝ち投手 ク・デソン1勝0負0S
■セーブ パク・チャンホ0勝0負2S
■負け投手 石井弘0勝1負0S
■ホームラン 韓国:イ・スンヨプ
日本:川崎

松中の適時打と川崎の本塁打で2点を先取したが、イ・スンヨプの本塁打で韓国の逆転勝ち。

3月7日(火) 東尾修の「ひとりごと」

久し振りの試合で更新を楽しみにしている皆のためにも早く更新しなきゃとは思ったんだけど、その日の夜中にテレビ出演があったんで、今日になってしまって申し訳ないね。

5日(日)、試合をじっくり見させてもらって感じことは、今のままの戦い方をしていては二次リーグでは勝てないってことかな。というのも、王監督自身が打者出身で長年パの監督ということはセのピッチャーを知り尽くしてはいないと思うし、コーチ陣に関しても全投手のすべてを把握してるとは言い難いと思う。その中で首脳陣が投手陣に対する“固定概念”にとらわれてばかりいると今後戦い抜いていくことは難しいと思うんだ。極端にいえば、ダイスケ(松坂)を抑えに持っていく! じゃないけれど、先発=先発、という考え方は捨てた方がいいと思う。

一次リーグにはパワーがあるチームがいなかったけれど、二次は違う。1−3のカウントからイ・スンヨプ(韓国)にホームランを打たれたのと同様、変化球のコントロールが少しでも甘くなったら確実に持っていかれる相手ばかり揃っているのが二次リーグ。しかも相手はいい左ピッチャーを日本に当ててくるのは間違いない。点を取れても3点というなかでは、相手に長打を許すことだけは避けなくてはならないのだ。

パワーヒッターが多く、リーチが長い外国人選手相手に力で押したところで勝つことは難しい。となると、ボールの高低、左右を上手く使って、変化球で攻めていくことが鍵となる。しかし、ここで問題となってくるのが球数制限だ。変化球で攻めるということはボール球が増える=球数が増えることになる。が、あえて球数制限は気にしないでもらいたい。球数に拘るとどうしても少なくするために力で抑えるピッチングの組み立てになってしまう。勝つためにはボール球を増やせ。それが勝つためのオレの第一の提案。全投手陣の状態が100%ではないし、今後、全員が完璧に仕上がるということはないと思う。ボール、マウンド、ロージン、湿度、球場の雰囲気…等など、環境に慣れるだけでも大変なのだからね。そういう状況のなかで、各投手陣、現時点の状態のなかで上手くボール球をいかし、抑えられるところまで抑える。80球で何人抑えるとか、何回抑えるではなく、球数が増えてもいいから一人一人に対してボール球を上手く利用して抑え、制限に達するまで行く。そうやって投手陣を上手くつないでいくしかないと思う。だからこそ、冒頭にも言ったけれど、第二の提案“固定概念にとらわれず、投手起用は上手くシャッフルするべし”。2月の段階で、投手陣の起用法もいろいろと考えたみたいだけれど、そんな理想論は二次リーグでは通用しないと思うんだ。なんせ相手はオールスター選手を揃えたようなチームばかりなんだからね。

川崎(ソフトバンク)のホームランも東京ドームだから入ったけれど、今後はそういった得点というのはないに等しいはずだよ。厳しい言い方かも知れないけれど、一次リーグで大量得点をあげたようには二次は進まないということ。パワーではやはり世界には勝てないよ。だからこそ、日本のバッターには技術でパワーをカバーしてもらいたいと思うんだ。ボテボテの内野安打で出塁とか、見ていて豪快さはないし、いやらしいかも知れないけれど、“技”っていうのも野球の魅力だと思うしね。オープン戦が何試合か組まれているようだから、いろいろ試して大いに暴れてきてもらいたいね。


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