Higashio.com
Higashiocom
HIGASHIO PRESS
10月17日(月)の試合を振り返って...
ソフトバンク 対 ロッテ (ヤフードーム)

TEAM 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 R
ロッテ 0 0 0 1 0 0 0 2 0 - - - 3
ソフトバンク 0 1 1 0 0 0 0 0 0 - - - 2
■投手リレー ロッテ:セラフィニ→小野→藤田→薮田→小林雅
ソフトバンク:杉内→吉武→吉武→三瀬→馬原
■勝ち投手 藤田 2勝0負0S
■セーブ 小林雅 0勝0負3S
■負け投手 三瀬 0勝1負0S
■ホームラン ロッテ: -
ソフトバンク: -

ロッテは6回に1点差に迫り、8回には里崎の2点適時打で逆転。31年ぶりのリーグ制覇を決めた。

10月17日(月) 東尾修の「ひとりごと」

まずはロッテの皆さん、優勝おめでとうございます。去年の3位争いから今年の見事な戦い、本当にすばらしい試合を見せてもらったよ。

ロッテ先発セラフィニが4回まで毎回先頭打者を出しながら我慢のピッチングを続け、一方のソフトバンクはそこを攻めきれず残塁の数を増やしていった。その残塁数がまさにシーズン中5ゲームではなく4.5ゲーム差に終わることとなった象徴なのかも知れないね。ロッテにもミスはたくさんあった。サブロー、大塚…ただ、それ以上にを得点力が落ちてしまったことが何よりも勝ってしまった。

パ・リーグの覇者が決まり、次はいよいよ日本シリーズ。ロッテには31年ぶりの優勝に浮かれてしまったり、満足してもらいたくはない。1年を通して積極的な攻めを貫いてきたバレンタイン監督の采配は、おそらくシリーズになっても変わらないと思う。確かに今回試合の大事なところで固く行かずに強行したことで失敗した場面も多々あった。しかし、それでも信念を貫いてやり通したのだから、それをシリーズでも続けてもらいたい。31年ぶりということもあり、チームが一体となってここまで我慢強く戦ってきたのだから、その気持ちを最後まで失わずにいて欲しいね。ソフトバンクにやや日程的なブランクがあったのと同様、阪神にもブランクがある。プレーオフと同じ気持ちで臨めば勝てるのだから、持てる力を出し切って頑張ってもらいたいよ。

さて、ファンからも「プレーオフの制度は公平ではないのでは?」といった意見が届いたりする。確かに、見直すべき点はいくつかあるとは思うけれど、やり通していくべき制度だと思っている。日本シリーズよりも短期決戦だからこそ生まれる独特の緊迫感っていうのかな。あの緊張感こそが野球の醍醐味だと思うからね。今回、ロッテが第1ステージから4連勝して王手をかけた時、ソフトバンクファンからは不満の声が上がったことと思う。日程的なブランク、1位にもかかわらずアドバンテージがないこと等々、指摘したい点はたくさんあるだろう。ただ、ロッテにしてみたらダイスケ(松坂)に勝ち、オツ(西口)に勝ち、さらに杉内、斉藤、と決して楽ではない相手に勝ってきたんだ。苦しい戦いを強いられ、それを戦い抜いた結果だという誇りをもってロッテには胸をはってもらいたいと思うし、去年の西武も堂々としてもらっていいと思ってる。

王さんもバレンタイン監督もオレが監督になった時一緒だった人たちだけに、これだけ熱い戦いを見せられるとちょっぴり羨ましく思ってしまったよ。監督業はたいへんだけれど、その楽しさを久々に思い出させてもらった試合だったね。


BACK NUMBER 2005
BACK NUMBER
このページのTOPへ