| 3月20日(日)の試合を振り返って... 西武 対 巨人 (インボイスドーム) |
| TEAM | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | R |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 巨 人 | 0 | 0 | 21 | 0 | 0 | 0 | 1 | 3 | 0 | - | - | - | 6 |
| 西 武 | 4 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 5 | X | - | - | - | 9 |
| ■投手リレー | 巨人:高橋尚→前田→ミセリ 西武:松坂→長田→森→豊田 |
| ■勝ち投手 | 森 2勝0負0S |
| ■セーブ | 豊田 0勝0負1S |
| ■負け投手 | ミセリ 0勝1負1S |
| ■ホームラン | 巨人:江藤1号 西武:和田2号 |
松坂は6回を投げ、4安打2失点、7つの三振を奪う好投を見せた。
| 3月20日(日) 東尾修の「ひとりごと」 |
怪物の迫力あるピッチングを求めるファンにとっては、7〜8割程度の力で投げているダイスケ(松坂)の姿に物足りなさを感じるかもしれないけれど、一年を通して考えれば今日のダイスケはまさに“勝つピッチング”に徹していて見事だったと思う。要所、要所では力を入れ、そうでないところでは力を抜く。そのメリハリがきっちり出せるようになってきたのは、それだけ成長してきたっていうか、一歩前進したっていう証拠だよ。
まあ、実際、シーズンに入れば今日以上に力は入ってしまうだろうけれど、以前のように力だけで押し切ろうということはない筈だ。もうひとつ大きく成長し、強くなったところは、ここ2〜3年準備してきたフォークがだいぶよくなってきたということと、キヨ(巨人・清原)が褒めるほどのカーブが身についたこと。特に、カーブに関しては今日のキヨとの対戦でも分かるように、相手にそのイメージを残すことでストレートで三振を取ることができるだけに大きいよ。
カーブがない時にはひたすらファールで逃げられ、球数が増える一方だったからね。相手の頭の中に“カーブがある”という情報がインプットされるだけでだいぶ球数が減ってくるし、それによって自滅することも少なくなると思う。そのあたりは本人も十分わかっているようだし、開幕にむけて準備は万端といった感じじゃないかな。
他のピッチャー陣はというと、今日登板はなかったけれど、ルーキーの涌井が出てくるとチームにとってはかなりのプラスになるだろうね。特に、三井や後藤光といった戦力として計算しているピッチャーが状態を悪くした時に、涌井の存在がいきてくる筈だよ。打撃陣の方は、カブレラやベン(和田)が相変わらず順調のようだし、中島も今の状態であればどこの打順でも結果を残すだろうから心配はないんじゃないかな。
一方のジャイアンツだけど、前回書いたとおり、やはり気になるのは抑えかな。オープン戦の間はどれだけ悪くとも一応我慢して使い続けてきた。それは仕方ない話だと思う。けれど、開幕1週間を切った今、新たな補強をせずにこのまま悪いと分かっていながらシーズンに突入し、尚使い続けるつもりでいるようならば考えものだよ。抑えのピッチャーを獲得するのは確かに難しいし、必要だからといって生え抜きで育てるにもそう簡単に育つものでもない。だからこそ、西武も不動の抑えとしてトヨ(豊田)がいる今のうちに早く次の抑え候補を育てていかないといけないよ。


