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8月3日(火)の試合を振り返って...
西武 対 オリックス (西武ドーム)

TEAM 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 R
オリックス 0 0 0 1 2 0 0 0 0 - - - 3
西 武 0 0 0 1 0 3 1 0 X - - - 5
■投手リレー 具→戸叶→歌藤→栗山
張誌家
■勝ち投手 張誌家8勝6負0S
■セーブ -
■負け投手 具3勝5負0S
■ホームラン 赤田8号,カブレラ10号,中島20号

4回に先制されるが、その裏赤田のHRで追いつく。6回にはカブレラ、中島のHRで同点。さらに二死満塁から赤田が押し出し四球を選ぶ

8月3日(火) 東尾修の「ひとりごと」

連敗を脱出し、ようやく勝てたと思ったのに首位のダイエーもきっちり勝ってしまうとはね。やっぱり、そう簡単に差を縮ませてもらえないもんだな。

今日の試合で明暗を分けたのは、やはり両先発投手かな。見栄えがいいながらも抑えきれずに崩れたオリックス具と、苦しいながらもスピードガンには表れないキレのあるストレートで押して乗り切った張。特に両投手の6,7回のピッチングの差が結果として現れた。西武としては、エラーした選手がそれぞれ自らのミスをカバーする働きをしてくれたし、価値ある1勝になっただろう。

試合展開とは別に今日はオリックスの具を見てて、どうしても“もったいない”という気持ちが拭いきれなかった。というのも、先に述べたように見栄えのいいピッチングをしているにもかかわらず、力を出し切れていないというか、弱さがあるというか…。性格的なものもあるかもしれないが、技術的に手が開いていることが、大きなスタミナロスに繋がっているんじゃないかと思う。テークバックはコンパクトにできていて、振りかぶってから前に体重がかかるまでは打者からボールは見づらいのだが、そこから手の甲が上を向き、開いてしまうことで、見えやすくなってしまい打たれる一番の原因となっている。

投手には大きくわけて、タカシ(西武・石井貴)のように投球フォームの最初から最後までボールが見えやすいタイプ、具(オリックス)のように途中から見えてくるタイプ、そして和田(ダイエー)のように最後まで見えづらいタイプがいる。ボールが見えづらいとバッターがタイミングを取りづらい、だからこそ、和田を攻略するのが大変なわけだけど、ならば何故ピッチャーは見えづらいフォームにしようとしないか?って疑問が出てくるかもしれないね。オレ自身、晩年は少しでも見えづらいようにしようと工夫をしたりしたけれど、それをするには下半身の強さと、下半身、ヒジ、肩甲骨の柔軟性がなくてはできないんだ。和田の場合、肩甲骨の稼動域がとにかく広いからね!

逆に、それができないピッチャーは、イメージトレーニングで自分のフォームをしっかり把握する所から始めるべきじゃないかな。一度、バッターの目線から自分を見ることで、なぜ打たれてしまうのかわかってくる筈だからね。毎試合ビデオで撮影してもらっているのだから、それを積極的に見るべきなんだけど、そればかりは選手の性格というか能力次第というか。いろいろ挑戦してみてもすぐに挫折してしまい、押し通してやり続ける強さがなかったりする選手も中にはいるからね。

さて、いよいよ明日からダイスケ(松坂)とベン(和田)がオリンピックでチームを離れるね。シーズン当初、カブレラの離脱を貝塚がカバーしたように、ベンの穴を右投手の時には貝塚、左の時には今日から合流したマック(マクレーン)や下にいる後藤武が埋めることが理想かな。ダイスケに関しては、オリンピック期間に登板できる試合が3〜4試合あったとして、そこを他のピッチャーで3勝1敗で乗り切るのか、1勝3敗となるのか、という見方をするしかないだろうね。トヨ(豊田)も8月末まで復帰は難しいようだし、ここは伊東・荒木の腕の見せ所!ってことで頑張ってもらうしかないね。西武に限らず、どのチームも大事な戦力が抜ける穴は大きく、あとは各チームのカバー力で差がでてくるだろう。ここまでそれなりの試合数を消化してきて、この選手は使える、この選手はこの場合はダメだ、っていうのは首脳陣が把握している筈なのだから、監督・コーチの冴えた采配に期待したいね!


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