| 7月26日(月)の試合を振り返って... 西武 対 ダイエー (西武ドーム) |
| TEAM | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | R |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ダイエー | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | - | - | - | 3 |
| 西 武 | 0 | 1 | 4 | 0 | 0 | 1 | 0 | 2 | X | - | - | - | 8 |
| ■投手リレー | 和田→佐藤→寺原 松坂→大沼 |
| ■勝ち投手 | 松坂8勝6負0S |
| ■セーブ | - |
| ■負け投手 | 和田8勝4負0S |
| ■ホームラン | 和田27号,フェルナンデス19,20号,赤田6号 |
4本塁打の西武が勝った。
| 7月26日(月) 東尾修の「ひとりごと」 |
いつも西武ドームでの解説が終わってからは、自分で車を運転して帰っているんだけど、今日は大勢のファンが球場に詰め掛けてくれたこともあって、球場を出たところから大渋滞だったんだ。一人でも多くのファンに迫力あるプロのプレーを見てもらいたい反面、ひと仕事終えた後の大渋滞にはちょっぴり参ってしまったよ(苦笑)最後にみた公式戦もダイエー戦で見ごたえある展開だったけど、今日も“さすが首位攻防戦い」”といえるような試合展開で、見に来てくれたファンも大いに楽しんで帰ってくれたと思う。
常日頃から、和田(ダイエー)を攻略するのに試合前のミーティングでは「初球のストライクから積極的に振っていけ!」って指示が出てると思うけれど、今日は低めの変化球が甘く入ってきたぶん、各選手の積極性がいきて、いい形で長打につなげることができた。若い中村や中島もベン(西武・和田)のHRでますます振ることをおそれずにフルスイングできていたし、気持ちいいいぐらい打線に勢いがでていたよ。和田(ダイエー)自身、バッターが積極的に振ってくるのは分かっていたけれども、微妙なコントロールがつけられず、180度違った結果に終わって悔いが残っているだろうね。
一方のダイスケ(松坂)は、立ち上がりから自身から見た右サイド、つまり右バッターのインサイド、左バッターへのアウトサイドの真っ直ぐのコントロールが最高によかった。3点とられた後、これが生命線になっていたからね。見事に右サイド出し入れできるくらい本当に本当にすばらしかったよ! ダイスケのこれと、和田(ダイエー)の低めの変化球の乱れ、これが今日の試合の明暗をわけたところだろうね。
さっきいった若いバッター陣とは別に、今日いい活躍を見せたのが同級生のダイスケをいつも援護している将吾だ。ここのところ、率を落としてきていたけれど、和田(ダイエー)に対する自信があるからだろう、追い込まれても余裕を持ってボールを見送っていたし、逃げ腰になりながらファールで粘るのではなく、フルスイングでカットできていたからね。四球で出塁し、次の打席では相手に“また四球は与えられない”って思わせ、甘く入ってきたところを貴重な追加点となるホームラン! さらにはファインプレーと、目立ってはいなかったかも知れないけれど、オレとしては一番の活躍だったと思っている。
最後にひとつ。以前、ダイエーのファンの方から寺原についての質問メールがあった。なかなか登板するところを見ることがなかったんで、なんとも答えづらかったんだけれど、今日久しぶりに投げる姿を見て、打たれてからどうしたらいいか分からずにオドオドしてしまっている、という印象を受けた。聞いたところによると、前日将吾に電話して、“聞きたいことがある…”とダイスケの連絡先を聞いたらしいから、もしかしたら身近に相談できる相手がいなくて、たいへんな思いをしてるのかも知れないね。いい投手だけに、球界のためにも1日も早く本来の姿を取り戻してもらいたい。


