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3月29日(月)の試合を振り返って...
ダイエー 対 西武 (福岡ドーム)

TEAM 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 R
西 武 1 2 0 0 0 0 0 2 1 0 - - 6
ダイエー 0 0 0 5 1 0 3 2 X - - - 11
■投手リレー 張誌家→許銘傑→星野→森→大沼
杉内→佐藤→竹岡→河野
■勝ち投手 杉内1勝0負0S
■セーブ 河野0勝0負1S
■負け投手 張誌家0勝1負0S
■ホームラン 平尾1号
井口1号、松中1号

平尾が先頭打者HR。2回に中島の適時三塁打などで2点を追加。が、4回に張誌家が逆転を許す。7回、8回に追加点をあげるが及ばず。

3月30日(火) 東尾修の「ひとりごと」

前日のいい流れ(28日のサヨナラ勝ち)を掴んだ張は、順調な立ち上がりを見せていた。しかし4回、連打を打たれると、初回からあっぷあっぷだったダイエー先発杉内との立場は逆転。安定を見せ始めた杉内とは裏腹に、張はボール球・遊び球が使えない状況、マウンド上で我慢ができない状態に陥っていた。こういう状況になると、ピッチャー自身はもちろんだが、キャッチャーの若さについても言われがちになる。せっかく慎重に攻め、二死まで来たのに、2死になったとたん“早く打ち取って、ベンチに戻りたい!”という気持ちばかりが出てしまい、キャッチャーも余裕がなくなっていたからね。カウント1−0,2−0からボール球・遊び球が使えない様では打ち込まれて当然だろう。

両チーム共に、中継陣に不安を抱えているが、特に西武は先発が崩れてから、トヨ(豊田)につなぐまで、何とか中継陣に頑張ってもらわないといけないのだが、そこまで持っていけない悪いパターンにはまり込んでしまっている。中でも、一番やってはいけないことは、相手打線に火をつけてしまうこと。これは、1回に大量失点をするという意味ではなく、調子を落としているバッターに復活するきっかけを与えるピッチングをしてはならない、という意味だ。打撃不調だった主軸の井口、松中、城島が、試合の終盤できっかけを掴み、その影響が今日の試合に3発のホームランとして出てきた。以前、“あの1球”“あの1点”というのをなくさなくてはいけないと書いたけれど、その1つのミスがその試合だけでなく、その後の試合にも影響することを忘れてはならないといういい例かも知れないね。同じ負けでも次の試合を大きく左右する負けとなると、その差は大きい。

今のこの苦しい状況をどうやって抜け出すか。その打開策ははっきり言ってない。とはいっても、あくまでも“現段階では”の話だ。開幕して間もない今は、当初から予定しているメンバーを信頼して使い続けるか、切り替えるか、その決断を下すには判断材料が少なすぎるんだ。とりあえずツトム(伊東監督)も、4番のベン(和田)の調子がいいのだし、何とか1,2番がチャンスを作り、4,5番が返せる形を作りたい、といった基本的な攻めを始め、頭の中ではいろいろ悩み考えているはずだよ。現役時代、あいつがサウナに入るところを見たことないのが、今朝方、偶然ホテルのサウナで会ったからね。それだけ何かと悩んで眠れない日々を過ごしているんだと思うよ。

明日(31日)、オツ(西口)が先発らしいね。いい方は悪いかも知れないけれど、開幕5戦目の登板っていう事実はあいつのプライドを相当傷つけていると思うんだ。その悔しさをバネに、あいつの経験と実績をもって、若い投手陣にエースらしいピッチングを見せ付けてもらいたいって心から思っているよ。

そうそう、今日(30日)、下の試合で先発志願していた土肥ちゃんが投げたらしいね。聞いたところによると、ルーキー投手が「すごいっ!」って唸りながら見入るほど、キレのあるピッチングだったらしいから、投手陣に苦しむ1軍の救世主になるかも知れないね。


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