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2月7日(土) 東尾修の「ひとりごと」

今日は中日のキャンプに足を運んできたよ。今年から監督が落合になった訳だけど、監督1年目から自分らしさをあれだけだせるっていうのはとてもいいことだと思うよ。初日から紅白戦なんて、選手にとっては大変だと思って、考えるものの実践することはないけれど、それを実行に移したのは流石だな、って思ったからね。そういった効果もあってか、全体的に早く仕上がってる印象を受けたよ。ただ、その良し悪しについては、何とも言えないけどね。というのも、一度出できあがってると安心感はある。しかし、逆にその状態をオープン戦、開幕まで保てるかどうかっていうと微妙なところだからなんだ。調整は大変だと思うけど、その辺りは、選手自身がそれぞれコントロールすれば済むことだから、たいした問題にはならないだろうけどね。

中日のキャンプを見ていて、「理想的なキャンプをやってるな」ってつくづく思ったよ。というのも、まず第一に、球場が2つあり、1軍・2軍の選手を全員一度に見られる状態にあること。まだ2軍選手まで把握してなかったであろう落合にとっては、自分の目で確かめられることはとてもいいことだろうし、コーチ陣にしたって新しくなってるだけに、全員とコミュニケーションをとれるっていうのは大きいことだよ。

もう1つは、ブルペンで一度に10人が投げられる体制が整っているっていうこと。昔、西武も8〜10人のピッチャーが一度に投げれる状態だったんだ。これの何がいいかっていうと、若手とベテランが並んで投げられるということだ。キャンプで1軍・2軍の振り分けをしてしまうと、本当の意味での若手とベテランが一緒にブルペンに入る機会なんてまずない。ところが、全員が揃い、さらに10人程度まで一度に投げれる環境があると、揃って投げることができ、若手にのみならず、ベテランにとってもいい刺激になる。ピッチャー陣に限った話ではないけれど、チーム全体の活性化、レベルアップにはこれが一番効果的な方法だからね。

ただし、ブルペンで10人投げれるっていう話は、あくまでも投手の数に相応したキャッチャーがそれだけ揃ってる環境が整っているからこそできることだというのを忘れてはならない。通常のキャッチャー以外にもブルペンキャッチャーが豊富な中日は、監督・コーチ全部で22名いる。その数は、西武のおよそ倍だ。環境も体制も整っているチームで監督1年目をむかえる落合はとても恵まれているよ。 選手個々はというと、ベテラン打者はそれぞれ本人に任せて練習させていたけれど、まあ彼らに関しては心配することはないだろう。唯一の問題点は、4番打者が不在ってことだろうね。カブレラが来る前の西武と同じ悩みだよ。去年の秋から、打者には5時間も6時間もバットを振らせているらしいけど、線の細さは否めないし、4番の大砲候補となると難しいようだ。ピッチャー陣に関しては能力の高いピッチャーが揃っているし、結構楽しみなチームかも知れないね。個人的には、川崎が今年復活しそうな気配を感じてね。昔を思い出しながら、ついわくわくしながらブルペンで彼の投球練習を見させてもらったよ。あとは落合らしさをどうオープン戦を通して発揮してくれるか、お手を拝見!ってとこかな。 う〜ん、それにしても羨ましい環境だったなあ。


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