| 9月20日(土)の試合を振り返って... 西武 対 近鉄(西武ドーム) |
| TEAM | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | R |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 近 鉄 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | - | 3 |
| 西 武 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | - | 2 |
| ■投手リレー | バーン→吉田→高村→小池→愛敬 松坂→豊田→森 |
| ■勝ち投手 | 小池 1勝1負0S |
| ■セーブ | 愛敬 2勝0負1S |
| ■負け投手 | 森 7勝3負1S |
| ■ホームラン | - |
9回一死無走者から満塁と攻めて代打水田の中犠飛で同点。しかし延長11回、2点を勝ち越され、その裏の反撃も1点にとどまった。
| 9月20日(土) 東尾修の「ひとりごと」 |
ダイスケ(松坂)も頑張ってたんだけどな。大事な試合とあって、立ち上がりから慎重なピッチングを続けていたダイスケだが、“枝葉”を使って投げるタイプというよりは“幹”で投げるタイプなだけに、そっと置きに行く投球をしようとする度に乱れてしまった。特に下位打線相手に打たせて取ろうとした時なんかストライクがまったく入らなかったのはそのせいだ。指先を器用に使った微妙なコントロールを要するピッチングはあいつ向きじゃないんだ。最小失点にとどめれば何とかなる、そういう思いもあって7回以降は1点差ということで1発を狙われないように心がけた見事なピッチングだったんだが、相手(投手)が悪過ぎたね。どれだけダイスケが踏ん張っても、それ以上に相手のピッチングが良くては太刀打ちできない。3者凡退で打者一巡し、二順目には配球をかえて西武打線につけいる隙をまったく与えることはなかった。真っ直ぐ、変化球、それぞれ素晴らしいからこそ、簡単に配球をかえることができる。そんな投球をされてしまってはね。
今日の敗因をあえて挙げるとするならば、9回のサヨナラの場面で勝ち越せなかったということかな。トヨ(豊田)もシンジ(森)も絶好調といえない状況にいるだけに、延長戦にはいれば不利になる。(相手投手が)吉田、高村ということも考えれば、あの回になんとかしておきたかったね。
さて、遅ればせながらだが、ツトム(伊東)お疲れさま!入ってきた頃から知っているだけに思い出はつきないけれど、日本シリーズで大石(現ダイエーコーチ)から急にツトムにキャッチャーが変わった時のことや、その翌年正捕手としてマスクを被るのにオレらベテランピッチャーを前にリードする力がないといって、「どんな球でも取りますから!」とノーサインで試合をこなしたことなんか印象に残っているよ。キミヤス(巨人・工藤)、ナベ(元西武・渡辺)、タイゲン(元西武・郭)といった一流ピッチャーがいた一番いい時代にマスクを被ることができたことはツトムにとっても大きな財産となったと思う。巡り合わせが良く、いい環境で野球ができたことは幸せだっただろう。今後についてはわからないが、これからは選手ではなく違った目線からチーム全体を見なくてはいけない訳だ。黄金時代の西武とは違い、今は投手力がやや衰えつつある。自らが経験した恵まれた環境とはまったく違う状況ではあるが、そこは長年の経験と大きな財産で上手くまとめていって欲しいね。


