| 6月10日(火)の試合を振り返って... 西武 対 ダイエー (西武ドーム) |
| TEAM | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | R |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ダイエー | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 4 | 1 | 0 | - | - | - | 8 |
| 西 武 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | - | - | - | 2 |
| ■投手リレー | 和田 帆足→長田→大沼 |
| ■勝ち投手 | 和田 7勝2負0S |
| ■セーブ | - |
| ■負け投手 | 帆足 0勝3負0S |
| ■ホームラン | バルデス11号(帆足),カブレラ17号(和田) |
3回、カブレラの適時打で西武が1点先取するが、ダイエーは4回、バルデスの3ランで逆転。さらに7回二死満塁から松中の四球、城島の二塁打で4点を加えた。最終回、カブレラが二試合連続となるソロHRを放つが…。
| 6月8日(日) 東尾修の「ひとりごと」 |
帆足のピッチングを見たのは久しぶりだったけれど、十分合格点をあげるに値する内容だったと思うよ。3回までのピッチング、点をとられた後の5回、6回の好投は本当に大きかったからね。まぁ、ここ一番っていう時にスライダーが真ん中に入ってしまったりというミスをしてたら、ああいうホームランを打たれるのも仕方ない。そこが今日のダイエーの先発の和田との違いかな。気持ちの中では低めの球で攻めようと思っていても、そこに投げきれない帆足と、歩かせてもいいという気持ちでゆとりをもって、キャッチャー城島の構えたとおりの所に確実に投げ込んでいく和田。要所要所のコントロールの差が、今日の先発の明暗を分けた感じだね。
今日の結果を受けて、西武も次回の対和田に対して打線の組み替えを考えてくるんじゃないかな。あれだけ抜群のコントロールを持っていると、うまくあしらわれて終わってしまいかねないからね。それこそシーズン終盤の直接対決でもまだそういう状況が続いていると西武にとっては手の付けられない相手になってしまう訳だし、なんとかそうなる前に攻略しておきたいところだろう。となると、今日のように右打者ばかりで揃えてしまうのではなく、小関や柴田といった左をうまくつかっていくことがポイントになってくるだろうね。
久々に西武ドームで“球音を楽しむ日”の応援を目の当たりしたけれど、やっぱり皆の生の声っていうのはいいもんだね。以前、ファンからこの事についてメールが来ていたけれど、個人的な意見から言うと、オレ自身はこれに大いに賛成しているんだ。というのも、以前ダイスケ(松坂)のピッチングの話をした時に “投球のめりはり”ということと、前半に力をセーブすることでここぞという所で最大限の力を出し切ることが出来るということを書いたんだけど、応援もまったく一緒だと思っているからなんだ。
トランペットや太鼓、メガホンをもって一生懸命応援してくれているのは十分に伝わってくるのだけれど、1回から9回までずっと同じように聞いていると、耳が慣れてしまって逆に耳に入ってこなくなってしまうものなんだよ。ここぞ!という場面でファンの皆が固唾を呑んで見守っている空気っていうのは音がなくても選手には伝わってくるからね。
1球1球に対して自然と反応し、そしてその結果に対して心から賞賛をあらわすっていうのかな。「ランナーが出た=喜ぶ」スタイルの応援からメジャーの様な応援に進化していってもらいたい、っていうのが正直な気持ちなんだ。敵や味方関係なく、超好プレーに対して自然と場内のファンがスタンディングオベーションしてくれるような光景が、日本の球場で見られる日が来ることを楽しみにしているよ。


