| 5月31日(土)の試合を振り返って... 巨人 対 阪神 (東京ドーム) |
| TEAM | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | R |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 阪 神 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 11 | - | - | - | 13 |
| 巨 人 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 1 | - | - | - | 5 |
| ■投手リレー | 下柳→吉野→安藤→谷中→中村 木佐貫→岡島→真田→河原→前田→木村 |
| ■勝ち投手 | 谷中 3勝1負0S |
| ■セーブ | - |
| ■負け投手 | 河原 0勝3負7S |
| ■ホームラン | 矢野5号,関本1号,金本6号 福井1号 |
阪神が9回一挙11点を挙げ逆転勝ち
| 5月31日(土) 東尾修の「ひとりごと」 |
実は昨日も東京ドームに行ってね。その時の巨人の雰囲気は、いい勝ちをおさめただけに“勢いづいていた阪神に追いつけるぞ!”って空気があふれかえっていた。ところがだ。一夜でもとに戻ってしまうどころか、阪神の背中がさらに遠のいてしまうとはな。
試合中盤までは、理想的な戦い方をしていた。同点においつかれても、高橋由がしっかりタイムリーを放ち逆転、そしてリードした場面で河原を送る。本来ならば、ここで監督の仕事は終わり。しかし、そこから11点も奪われてしまうんだからな。ものの見事に今年のジャイアンツの最大の欠点をさらけ出してしまった感じだよ。しかも、よりによって阪神相手に見せてしまったというのは痛い。勢いのある相手にこういうところを見せてしまえば、今後の戦いでなめてかかられるようになるからね。
いつもならば、ある場面の打者へ配球についてや、プレーについて書くところだけれど、今日の試合に関してはそういう次元の話ではないからね。ただ、1つだけ気に入らないプレーがあった。それは仁志の守備。グローブの下を抜けさせヒットにしたあのプレーはいただけないよ。特にああいう場面ではね。ここのところ、スタメンを外されているようだけれど、そのせいでああいうプレーをする様になったのか、それともああいうプレーをするからスタメンを外されるようになったのかは定かではないけれど、“なんとかピッチャーの為にも止めてやろう!!”という執念が見られない。仁志自身はそういう気持ちが強く、懸命にプレーしているのかもしれないが、残念ながらそれが伝わってこなくてね。入団して間もない頃の、どんな打球にもとにかく必死にくらいついていく印象があるせいかも知れないが、そういうプレーこそが今のチームを救う、そんな気がしてならないよ。
試合終了後におそらくロッカーに戻って、選手ミーティングをやっているだろうけど、今日の悔しさを倍にして返したい!そんな気持ちが各選手の中で高ぶっている事だろう。ここで一番難しいのは、それをいかに実行するか、ということ。気持ちばかりが先走ってドツボにはまってしまわないよう気をつけてもらいたいね。
今日の試合展開が明日どう影響してくるか楽しみだね。仙さん(星野監督)が高橋由の場面で左投手を使うか迷い、打たれて“しまった”とベンチで笑みを浮かべ、一方のタツ(原監督)は岡島へスパッとピッチャー交代を告げたものの、矢野の打席の時にネクストバッターに八木が既にいたにもかかわらず、矢野の時から真田を投入しなかったのは躊躇したのか、真田を使い切れなかったのか、わらないが、ピッチャー交代に悩まされた。結果を見ると、どちらが成功でどちらが失敗とは一概には言えないが、明日の試合でそれぞれ判断が微妙にかわってくるのは間違いないだろう。タツなんかは多分ピッチャー交代を今日以上に躊躇するようになってしまうんじゃないかな。
チームが一丸となって首位をおいかける気持ちになれるのは5ゲーム差まで。これ以上ゲーム差があいてしまうと、チームというのはまとまらなくなってしまう。それだけに、前半最後の1ヶ月をどう戦い抜いていくかが大きな見所になってくるだろうね。


