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5月6日(火)の試合を振り返って...
ヤクルト 対 巨人 (神宮)

TEAM 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 R
巨 人 0 0 0 1 1 0 0 0 0 - - - 2
ヤクルト 3 0 0 0 0 5 5 0 X - - - 13
■投手リレー 桑田→柏田→ベイリー→前田
ベバリン→山本→前田→鎌田
■勝ち投手 バリン 4勝0負0S
■セーブ -
■負け投手 桑田 2勝1負0S
■ホームラン 斉藤4号(ベバリン)
鈴木3号(桑田),ベッツ5号(ベイリー)

ヤクルトは1回、鈴木の通算150号となる2ランなどで3点を先制。今季三度目の2桁得点で大勝で、順位を2位に上げた。

5月6日(火) 東尾修の「ひとりごと」

巨人もつらいものがあるね。先発の桑田は初回に点を取られながらも、よく我慢していた。とは言え、変化球ピッチャーが変化球を高めに抜けるようなピッチングをしているようでは打たれて当然だよ。ストライクを取りに行った初球のカーブが高めに抜けるわ、ストライクをとった後の2球目のチェンジアップも高めに抜けるわ、挙句の果てには外を攻めた後のインサイドへのカーブがど真ん中にいってたからな。球数は少なかったし、バテたという事はまず考えられない。となると、バッテリーの計算ミスか、配球ミスか、と言ったところになるが、どちらにせよこのミスが勝敗を決めてしまったのは間違いない。

先発投手がこういった事態に陥っていたとは言え、立ち直るチャンスはあった。5回、6回と得点を重ね、同点もしくは逆転まで一気に攻め込める場面でそれが出来なかった事が一番の敗因なんじゃないかとオレは思っている。昨年までの巨人ならば“一発攻勢”で一気に反撃することも可能だろうが、ケガ人が多い今の状況で一発を期待し続けるような攻撃をしているようでは、この先も昨日や今日のような試合の末負けるだろうね。

“足を使った攻撃を積極的にしていく”そう宣言しているわりには、2番の鈴木が出塁し、バッター3番二岡の場面で全く動いてくる気配がなく、結果的に二岡がショートへの併殺打でチャンスをつぶしてしまった。あの場面で積極的に揺さぶりをかけていれば、逆転することも大いにできたはず。そうなれば相手チームもピッチャーを変えてきていたかもしれないし、試合の流れは大きく違っていただろう。逆に、そういった場面でなんら積極的な動きがないと、自チームのピッチャーを苛立たせるに過ぎず、まさに今日はそんな展開になっていた。

守備にしても、内野手を外野に置かざるを得ない状況ゆえに、打球の追い方やスローイングなどに難があり、苦労しているのがよく分かる。桑田、上原は今ひとつぴりっとしない、河原は安定していない、キミヤス(工藤)は故障。どこをどうみても、今の状態は崩壊寸前としか言いようがない。この状態が7月まで続いてしまうようならば、今年はジャイアンツにとって苦しい1年となってしまうだろうね。

とりあえず、きっかけになるかどうかは分からないが、1発を待たずに積極的に攻撃をしていく、足を使う、今はそういうプレーが鍵になるとオレは思うっている。どうやって乗り切っていくのか皆目見当も付かないけれど、それを見るのが逆に楽しみとも言えるかな。現場にいたら“楽しみ”なんて思うことは絶対にないけれど、客観的にみることができる特権と思って、これからの展開を見させてもらうとするよ。


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