| 5月2日(金)の試合を振り返って... 西武 対 オリックス (西武ドーム) |
| TEAM | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | R |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| オリックス | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | - | - | - | 1 |
| 西 武 | 0 | 2 | 1 | 0 | 0 | 7 | 0 | 0 | X | - | - | - | 10 |
| ■投手リレー | 徳元→土井→小林→マック鈴木 三井 |
| ■勝ち投手 | 三井 5勝0負0S |
| ■セーブ | - |
| ■負け投手 | 徳元 1勝2負0S |
| ■ホームラン | 三輪1号 柴田1号,高木大3号,高木浩2号 |
三井は今季初完投/プロ初無四球で無傷の5連勝。チームも今季初の5連勝で、4月9日以来となる貯金生活。
| 5月2日(金) 東尾修の「ひとりごと」 |
先発が2,3試合立て続けて点をとられると、次の先発投手も余計意識し点をとられやすい。今日の三井はまさにそんな力みがあり状態が良くなかった。そこから完投するまでどうやって立ち直ったのか?それは2回にある。無死1,3塁のピンチを三振ゲッツー、続く打者も三振に打ち取りピンチを乗り切り、その裏援護弾を得た流れがきっかけとなりコントロールが良くなった。
序盤の両投手を比べれば、徳元の方が低めに球がきまっていてピッチング自体は本当に良かった。が、結果的にこれだけの差が出たのは采配の差にあった。左対左(三井対葛城)で1塁には足の遅いシェルドン、この状況から三振併殺のオリックス。一方西武は1塁に同じく足の早くないマック(マクレーン)をおき、バッターは柴田。バントの構えからファールになり、即座に“柴田は足が早い、内野ゴロでも併殺はないし、ランナーで残れば足を使える”と判断し強行策に切り替えた伊原監督の采配は素晴らしかった。
もう1つ大きな差はバッテリーにある。6回大量7点を西武があげたが、オレからしてみれば、オリックスのバッテリーに知恵がなさ過ぎるとしか言い様がない。おととい、ダイエー戦でタイセイ(高木大)は初球のストライクを打ってHRにしている。にもかかわらず、状態のあがってるタイセイに初球真っ直ぐを投げてくるんだからな。まあ、シンカーだったのかも知れないが、直球を投げてるのとかわない変化球なら同じ事だよ。技巧派ピッチャーたるもの初球を打たれてHRなんて事は絶対にあってはならない。
もう1つバッテリーの甘さが出たのは4ー0と4点差になった後だ。勝負が見えかけた場面、普通ならば柴田はかたくバントで送るところを普通に構えノーツーにするとセーフティバントで楽々セーフ。柴田なんかは足に自信があるぶん、セーフティの方が自信をもって強気でいけるし、簡単に決まるのは目に見えていた。このプレーで無死満塁になり、すかさず大島に代えて左に強い犬伏を送ったが、そこはオリックスベンチも動き右ピッチャーに代えてきた。ならば、と西武は同じ右でも右投手を得意とする平尾を代打の代打で送った。
サードのエラーがついたが、サード強襲のヒットといってもいい鋭い当たりだった。同じ右vs右でも平尾をなら持っていく、その計算がいい方向に出た。その後もどう見ても柴田が走って来る場面でオリックスバッテリーはまったく警戒せず、いざ走ってきたら慌てて暴投。さらにツトム(伊東)に四球、とどめのヒロユキ(高木浩)のホームラン。 今まで見た中で一番いいスイングのホームランは効果的だったよ。
明日の先発がオツ(西口)と吉井の和歌山出身対決なんで、別の意味で楽しみなんだ。西武は久々に貯金ができた訳だし、この週末をまさに“ゴールデン・ウィーク”にしていかないとな。


