| 2月18日(火) 東尾修の「ひとりごと」 |
昨日、高知から宮崎に移動し、今日はジャイアンツのキャンプ取材に行って来た。例年27、28日あたりにオープン戦が開催されるのが、今年は23日とあって、この時期にもう9イニングの紅白戦をやっているのに少々驚かされたよ。ただ、それ以上に驚いたのは巨人キャンプの華のなさだったんだ。一緒にキャンプ地を訪れたマスコミ関係者も「ニュースがないなあ」って嘆いていたからね。今朝のこっちのスポーツ紙一面もジャイアンツ関連ではなく横浜の古木が飾っていたし、松井の抜けた穴の大きさを改めて感じさせられたよ。寂しさを感じてしまった紅白戦で、唯一目に止まったのは、最近スポーツニュースなんかでもよく取り上げられてる高校生ルーキーの長田だ。今日の紅白戦では残念ながらヒットを打つことは出来なかったけれど、守備なんかを見てるととても高卒とは思えない落ち着きがあった。ダイスケ(松坂)の高校時代の様にいろいろな情報が飛び交う環境でプレーしてきたのであれば納得いくが、あまり情報が得られない中で育っているわりには珍しい。まあ、この時期のジャイアンツキャンプで高校生ルーキーがまだ1軍で頑張っているのも珍しい話ではあるけどね。これから先が楽しみな選手であるには間違いない。
投手陣はというと、これまた迫力に欠けていてね。ブルペンでの投球を見た限り「こいつはいい!」と太鼓判を押せる投手が1人もいなかったんだ。とは言え、投手にも様々なタイプがいて、キャンプ中のブルペンではいまいちでもオープン戦になると実力を発揮するなんて選手も多いから、とりたてて今の段階で心配する必要はないけどね。ただ、條辺にしても酒井にしても、あまりにも投球にまとまりがなかったんでちょっと気にかかったけどな。紅白戦で登板した新外国人左腕ラスだけど、彼を見てロッテにいたヒルマンを巨人と西武で取り合ったことをつい思い出してしまった。あの時は結局巨人が獲得したんだけど、期待とは裏腹に2年間まったく働かずついに終わってね。獲得できなかった西武としてみればホッとした出来事だったけれど、巨人にしてみれば苦い思い出だっただろう。そういう事もあって、巨人にしては珍しくあまり彼に期待をしていないようなんだ。期待をし過ぎると痛い目にあうかもしれないが、期待をしなければ思いのほかいい活躍を見せるんじゃないか、ってオレ自身も感じただけにあまり期待をせずに期待した方がいいって感じた選手だった。
江藤も故障中、キヨ(清原)も別メニュー、こうなってくると野手のクリーンアップを組むのが大変だろうね。今はまだペタジーニがいる事で何とかなっているけれど、そもそも巨人って言うチームは外国人選手を4番バッターとして頼るチームじゃなく、常に和製大砲をチームの華(顔)として据えてきたからね。2、3年後のクリーンアップを考えると高橋(由)ともう1人欲しいところだと思うよ。差し詰め、若手が育つまでとして狙われるのはカブレラか!?


