| 7月26日(金)の試合を振り返って... ヤクルト 対 巨人(神宮) |
| TEAM | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | R |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 巨 人 | 1 | 0 | 2 | 0 | 0 | 1 | 0 | 5 | 2 | - | - | - | 11 |
| ヤクルト | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | - | - | - | 2 |
| ■投手リレー | 工藤→岡島 石川→松田→河端→ニューマン→寺村→山本 |
| ■勝ち投手 | 工藤 6勝6負0S |
| ■セーブ | - |
| ■負け投手 | 石川 6勝6負0S |
| ■ホームラン | 松井21(巨)-ペタジーニ25(ヤ)-高橋由13(巨)-江藤10(巨) |
巨人は同点の3回、松井の2ランで勝ち越すと、6回に1点を追加。8回には高橋由の3ランなどで5点を加えて試合を決めた。工藤は7回を8安打5三振の2失点
| 7月27日(土) 東尾修の「ひとりごと」 |
昨日はスポニチの仕事で神宮に巨人・ヤクルト戦を見に行ってきた。今年はオレが見に行くとたいていキミヤス(工藤)が先発している。オレが現役をやめたのが38歳、あいつは今年で39歳。あの年であれだけのピッチングができるのだから大したもんだといつも思わされるよ。
夏真っ盛りとあって、昨日も試合開始1時間はものすごい暑さだった。結果的に勝つことができたから“ご苦労さん”の一言で済ませることができるけれど、そうでなかったから、苦しさだけの残る試合になっていただろう。4回まででヒット7本、暑さにまいって口をパクパクさせていたからね。その苦しい状況を二岡がうまく助けたよ。ペタジーニが2ベースを放った際絶好のポジションにカットに入り、ホームでランナーを刺したプレー。苦しいピッチングを強いられているピッチャーにとっては本当に大きいからね。逆に苦しめられたプレーは元木の第1打席と第2打席だ。どちらかの打席でヒットが1本でていたら、キミヤスも楽になれたんだろうけど、石川のシンカーを覇気なく空振りしていてはどうしようもない。
4回以降、ペタジーニにホームランを打たれはしたけれど、一汗かいて自分のペースを取り戻したんだろう、序盤に打たれながらも7回を95球で乗り切った。チームのリーグ優勝、そして200勝という目標があるからこそ、持ちこたえることができたと思うし、そのあたりの技術は39歳まで野球をやっているだけあってさすがだよ。特にあいつがすごいなと思ったのは、1・2打席目に打たれていたペタジーニを迎えた3打席目。「警戒して、敬遠気味の四球で歩かせるかな。」と思ってみていたら、3球三振。それも1・2打席目に打たれたストレートをインコース、インコース、アウトコースに投げ込んで三振をとるのだから驚きだよ。あそこからペースをつかんだのは間違いないし、ああいったピッチングができるからこそ、7回を95球で終えることができたんだろう。
優勝を争う相手との連戦の初戦は両チームとも気合がはいるもの。その初戦を落とすことは、特に追いかける側としてはチームの勢いがなくなってしまうだけに絶対に避けたいところだ。ところが、前回の阪神との連戦は桑田が、今回はキミヤスがそれぞれベテランの意地を見せて勝っている。こうなってくると巨人の勢いを止めることは誰にもできなくなってしまうだろう。今日の上原も気合が入っていて状態がいいようだし、このまま独走するんじゃないかな。
打撃陣でいうと、松井(巨人)が無死2塁で迎えた打席。石川、古田のバッテリーは初級ストレートを見逃されて、とにかく進塁打をうたれまいとインサイド高めに1つ分はずしたのだが、ほんの少し甘くなってしまいスタンドへと運ばれた。松井に最低でも進塁打を放とうという意識があった為、ボールをむかえにいかず、体を前につっこませなかったのが幸いだった。技術的には申し分のないホームランだったよ。
昨日、タカシ(西武・石井貴)が血相変えながら必死で投げてる姿を見たけれど、やはりこの時期は暑さ、とくに湿気との闘いをピッチャーは強いられる。石川が松井に対してコントロールが乱れたのも暑さのせいもあったと思うし、この時期をどうのりこえていくかが大事になってくるだろうね。試合の展開にしたって、昨日のように暑さがピークを迎えた3回は動きがなく、湿気がなくなった4〜6回に展開があり、涼しくなった8回にどかんと大きな1発がでたからね。そういったところにも注目しながら試合を見てみるのも面白いんじゃないかな。


