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HIGASHIO PRESS
7月23日(火)の試合を振り返って...
日本ハム 対 西武(東京ドーム)

TEAM 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 R
西 武 0 0 1 2 0 0 0 5 0 - - - 8
日本ハム 0 0 0 0 0 0 0 0 2 - - - 2
■投手リレー 三井→森→水尾→青木
清水→武藤→佐々木→建山→櫻井
■勝ち投手 三井 5勝1負0S
■セーブ -
■負け投手 清水 0勝1負0S
■ホームラン 松井20(清水)-和田12(清水),13(建山)-伊東7(建山)-高木浩1(建山)

西武は3回、松井の20号ソロで先制。4回には和田が2ランでリードを広げ、8回には和田の2ラン、伊東の2ラン、高木浩のソロで一挙5点を挙げ試合を決めた。西武先発の三井は6回まで無安打、2四球、二塁を踏ませない投球内容だった。

7月23日(火) 東尾修の「ひとりごと」

オールスター以来の東京ドーム、同じ三井が先発だったけれど、この間といい今日といい、2年目のジンクスどころか、2年目だからこそ得たピッチングスタイルを確立したって感じだね。去年はとにかく抑えなくちゃ、勝たなくちゃ、と力むことばかりしていた。今年はその力みが消えたぶん、緩急をうまく使えるピッチングができるようになったと言う訳だ。とくにここ数試合はそれがよく出ている。

顔つき、表情に力みが出ていればバッターもそれなりに警戒するから、どんなに速い球を投げたとしても簡単に打たれてしまう。何食わぬ顔で速い球を投げ、何食わぬ顔で遅い球を投げる。これが緩急を上手く使ったピッチングの第一歩になるのだ。三井はもちろんのこと、ダイスケ(松坂)もこの事に気づき、今年は体から力みが消えた、ゆとりのあるピッチングで勝ち星を上げられるようになった。ただ速い球を投げるだけでは決して勝てない、それはダイスケが一番実感しているだろう。

力みがなくても腕の振りがしっかりしていれば、ボールにキレはでる。それを今日の三井が証明してくれた。6回を投げて内野ゴロはわずかに3つ−これがどういう事かといえば、キレのある高めの速球で三振を奪い、おなじフォーム、腕の振りで遅い変化球を投げてタイミングをずらせてフライに打ち取る、これが出来ていたということになる。三井自信そのコツを改めて今日は感じ取っているだろうし、今後もおそらくいい働きをしてくれるのは間違いないだろうね。

先制点となるカズオ(松井)のホームランは、あのスライダー、あのバットの出方、当たり方からすれば本来レフトスタンドに入る筈なのだ。それをセンターバックスクリーンへ運んだというのは、カズオ自身の意識の中でセンターからライト方向というのがあったからだろう。落としていた調子を回復するいい兆しだと言っていいんじゃないかな。

試合の流れから言えば、4回にベン(和田)が放った2ランで決まったよ。2本目は本人も満足のいくホームランだったと思うけれど、1本目は東京ドームならではのホームランっていうのかな、バットのいいところに当たってあがったぶん、うまくのってスタンドまで飛んで行った。先発の三井の状態がよかったこともあったとは思うが、あの2ランで日本ハムは一気に気力を失ったように見えたよ。試合後のヤス(日本ハム・大島監督)のコメントにもあったように、必死さが感じ取れなかったからね。

明日は西武ドームでファームのナイターがあるらしいね。昼過ぎには野球教室もあると聞いているけれど、そのあとの練習から顔をだして、試合をじっくり見てくる予定にしているんだ。今後も月に1度か2度ファーム観戦して、会員用に「PRESS」を配信していければと考えているので会員の皆には楽しみにしてもらいたい。


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