| 7月12日(金)の試合を振り返って... 全パ 対 全セ(東京ドーム) |
| TEAM | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | R |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 全 セ | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 2 | 0 | - | - | - | 4 |
| 全 パ | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | - | - | - | 1 |
| ■投手リレー | 井川(阪)三浦(横)ムーア(阪)五十嵐亮(ヤ)河原(巨) 三井(西)小林宏(ロ)岡本(近)吉田(ダ)山口(オ)ペドラザ(ダ)森(西) |
| ■勝ち投手 | ムーア |
| ■セーブ | 河原 |
| ■負け投手 | 山口 |
| ■ホームラン | アリアス(阪)、片岡(阪) |
オールスター第1戦は阪神勢の活躍で全セが4対1で勝利。全パは全セ先発の井川(阪神)から先制点をあげるが、4回に同点とされ、7回に初出場アリアス(阪神)がソロ、8回には片岡(阪神)が2ランを突き放ち、全セが初戦を制す。MVPはアリアスが獲得、優秀選手にはムーア(阪神)、片岡(阪神)、三浦(横浜)、三井(西武)が選ばれた。
第2戦は序盤に4点を挙げた全パが勝利。1回にローズ(近鉄)の適時打と中村(近鉄)の犠打で2点、2回には的山(近鉄)の適時打などで2点を追加。全セは新井(広島)のソロなどで2点差まで詰め寄ったがあと一歩及ばず。MVPは的山(近鉄)、優秀選手にはパウエル(近鉄)、松井(巨人)、新井(広島)、豊田(西武)が選ばれた。新人賞は三井(西武)、新井(広島)が獲得。
| 7月14日(日) 東尾修の「ひとりごと」 |
12日(金)にオールスター第1戦の中継で東京ドームに行った。これまで7年間、オールスターをベンチで見ていただけにスタンドから見るオールスターはとても新鮮に感じた。ついこの間までW杯の熱気を目の当たりにしていて、野球熱は冷え切ってしまっているんじゃないか?オールスターは盛り上がらないんじゃないか?正直なところ球場に行く前まで不安だった。しかしスタンドで見ると、観客の反応が手にとるようにわかり、ヤクルトの五十嵐がストレート勝負で三振の山を築き上げた後、球場全員のスタンディングオベーションした時には鳥肌が立つほどだったからね。まだまだ野球は大丈夫だ!そう確信することができたよ。野球だけでなく、どんなスポーツでも日本のお客さんは静か過ぎる。アメリカであれば、敵味方をぬきにいいプレーに対してスタンディングオベーションする光景が頻繁に見受けられる。ああいったお客さんの反応は選手の気持ちをのせるし、それがまたさらにいいプレーを生むことにつながる。今回のスタンディングオベーションのようなファンの反応をもっともっと野球界にも広めていきたいね。
全パ先発の三井はダイスケ(松坂)の代役だった訳だけれども、それでも出場できて、なおかつ先発できるというのは前半戦の頑張りがあったからこそだと、自信をもってもいいと思うよ。初出場だと感じさせない堂々たるピッチング、是非とも後半戦につなげていってもらいたね。
ここ数年で球界を代表するような内野手がパ・リーグにも育ってきたけれど、やはり外野手の層の薄さを感じずにはいられなかった。投手陣にも物足りなさを感じたというか、昔オールスターに出場するピッチャーといえば各球団のエースといわれるピッチャーが顔をそろえる、まさに“オールスター”だったが、今回ダイスケが辞退したのを抜きにしても、各球団のエースが勢ぞろいという訳ではないからね。打者がセ・リーグの華やかさにひけをとらなくなったぶん、これからは投手陣に頑張ってもらいたいね。今年は肝心のクリーンアップに豪快な一発がなかったのは残念だったけれど、セ・リーグで活躍したのが元パ・リーグの選手だったからよしとするか…。


