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6月29日(土)の試合を振り返って...
ヤクルト 対 巨人(神宮球場)

TEAM 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 R
巨 人 0 2 0 0 4 0 0 0 0 - - - 6
ヤクルト 0 2 0 0 0 4 0 3 X - - - 9
■投手リレー 入来→河本→アルモンテ→前田→篠辺→岡島
ホッジス→寺村→ニューマン→五十嵐亮→高津
■勝ち投手 五十嵐亮 6勝1負1S
■セーブ 高津 0勝1負19S
■負け投手 篠辺 1勝2負0S
■ホームラン 松井 15号(ホッジス)

巨人はホッジスから6点を奪い5回でKO。しかし、4点差を守りきれずに逆転負け。

6月29日(土) 東尾修の「ひとりごと」

ジャイアンツの右打者は今日のヤクルト先発ホッジスに対して35−0だか、36−0だかで全く打ち崩すことができないでいた。由伸(高橋由)や松井といった左打者が打つのがやっとで、苦手意識のあるピッチャー相手にこの日も苦しめられるかに見えた。しかし2回に右打者の仁志がヒットを放ち、さらには5回にも二岡を含む連打で点差を4点まで広げた。5回、1死1,2塁から由伸がレフト線へヒットを放っち、ラン&ヒットで、2塁ランナーの清水はホームへと帰ってきたのだが、ここで注目してもらいたいのはランナー二岡だ。あたかもホームを狙っているかのように3塁をかけぬけたことで、ショートの宮本をホームアウトを狙うカットラインへと動かした。このプレーがバッター由伸をセカンドまで走らせることができたんだ。この二岡の走塁がなければランナーは1,3塁で松井を打席に迎えていただろう。そうなると第1打席同様松井は右肩が開き気味になり、インサイド高めの難しい球をHRにすることはできなかった筈だ。2,3塁になっていたからこそ、何とか追っつけようという気持ちを強くもつことができたのだ。または球面でも、1,3塁ならば内野ゴロを打たせようとするが、2,3塁になると内野フライを打たせようとする違いがある。ホッジスも内野フライを打たせるには絶妙なコースに投げたけれど、意識の差で松井が勝ったという訳だ。

6回の表が終わって4点差。これだけ流れを巨人は引き寄せていたにもかかわらず弱いのは入来だ。調子がいい時はとことん良く、悪いときはとにかくダメ、その典型的なピッチャーが入来だよ。少しでもピンチになると、緩急がつけられなくなり、チェンジアップが放れない。これではエースとしての信頼も失っても仕方ないよ。代打で池山が送られ、0−3からとんでもないボール球をなげて、ストレートの四球。この時点で全て終わってしまったよ。前田は別にしたとしても、河本、条辺、岡島、誰をとっても今は決していいとは言い切れない。西武同様セットアッパー(中継ぎ)の層の薄さが顕著に出てしまったな。結局、昨日西武が木元と勝負をせずに満塁策で金子と勝負したのと同じように、ペタジーニを歩かせ古田と勝負して試合をダメにしてしまった。昨日と全く同じような試合展開を見ている気がしたよ。パ・リーグのトップを行く西武とセ・リーグのトップをいく巨人。両チームの戦い方に今後も注目していきたいね。

さて今年はオールスターが例年より少し早く開催される。1戦目はテレビ朝日で中継があって解説をする予定なので、是非見てもらいたいね。僅かではあるけれど、バックネット裏の席を含むチケットをプレゼントで提供したいと思っているので楽しみにしてもらいたいな。


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