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4月16日(火)の試合を振り返って...
日本ハム 対 ダイエー(東京ドーム)

TEAM 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 R
ダイエー 0 0 0 1 0 1 0 0 3 - - - 5
日本ハム 0 0 1 0 0 3 0 0 0 - - - 4
■投手リレー 寺原→鈴木→渡辺→倉野→飯島
ミラバル→金村→井場→佐々木
■勝ち投手 倉野 1勝0負0S
■セーブ 飯島 2勝0負1S
■負け投手 井場 1勝1負2S
■ホームラン 井出4号(寺原)

ダイエーのルーキー寺原がプロ初登板、初先発を果たすが、6回途中までで4点を失い降板。打線の奮起で敗戦投手にはならかった。

4月17日(水) 東尾修の「ひとりごと」

−予定されていたM×L戦(千葉マリン)は強風のため中止−

日曜日に久しぶりにセ・リーグの試合を見たけれど、その時と同じぐらい15日(月)、16日(火)に見たダイエー×日本ハム戦は新鮮に感じた。というのも、これまでは“西武と対戦する”ダイエー、日本ハムしか見たことがなかったからね。戦う相手がかわれば自然と戦い方もかわってくるもので、ダイエーも投手王国・西武を相手している時は違う攻め方をしていた。もともと打撃力があり、唯一の欠点は投手陣だったダイエー。今年は先発陣が充実しただけに圧倒的な強さを見せるかと思っていたが、中継ぎ以降のリリーフ陣の状態が良くなく、ここまで苦しい戦いを強いられてしまっている。15日はそこを見事に打撃陣がカバーし空中戦を制して勝利を収めた訳だけど、西武戦のあとだったというのも大きな勝利の要因になっている気がした。西武戦でいい投手陣の前になかなか本来のバッティングをさせてもらえず、窮屈になっていた打撃陣が西武よりも投手力が落ちる日本ハム相手に、ここぞ!とばかりにのびのびと羽を伸ばしているように見えた。一方の日本ハムも、開幕前の予想に反するいい戦いをしていて、片岡が抜けたことを感じさせないほど打撃陣が元気だ。故障者もいないし、今年一番の注目株かもしれないね。

そうそう、寺原の初登板も見たけれど、最初は緊張し過ぎていたんだろう、城島がかなり苦しんでいた。小笠原に対して真っ直ぐオンリーだったにもかかわらず、ほとんど逆球ばかりだったからね。オバンドーに打たれてから、“コースをついてどこまで投げれるか”に注目して見たけれど、セットポジションになったことで投球に乱れがなくなり、変化球を低めにしっかりと決め、ストレートもコースに投げ込む、とコントロールミスがまったくなくなった。この時点で、寺原の投球が城島のリードについていけるようになったということだ。オバンドーに打たれ、クローマーに打たれと連打を浴びたりもしたけれど、コース的には間違っていないし、自信をなくす理由は何もない。勝ち越した後に迎えた打順が3番からだったというのは不運だったと思って、次回の登板につなげてもらいたい。今回を見る限り、これからローテーションに入ってやっていけるだけの力が充分にあると思うからね。寺原の一番いいところは打席にバッターが立ったときの方に力を発揮できるということ。ダイスケ(西武・松坂)と違って、何も知らない状態から1つ1つ学んでいく分、吸収する力も大きいしこれからの成長が楽しみだよ。

もうひとつ、寺原が恵まれていると感じたのは環境だ。ダイスケの初登板は東京ドームが超満員になる中で、マスコミの注目度も高く、本人が気負う部分が多々あった。今回寺原の初登板に多くのファンが駆けつけてはいたが、超満員とまでにはいたらなかった。しかも、甲子園で印象付けた“速球”を問われる状況になかった分、気分的に楽だったと思う。ダイスケは期待通りの155kmを出したことでマスコミから、もっと速い球を!という期待をさらにかけられるようになり、本人もスピードばかりを追いかけてしまうようになってしまった。今回寺原はmax148kmで、本人にしてみればもっと速い球を投げたいと思うだろうが、150kmを投げることは本人にとってデメリットの方が多いということに気づいてもらいたい。次の楽しみは、そんなダイスケと寺原が対決する時かな。軍配がどちらに上がるか今から待ち遠しいね。


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