| 2月5日(火) 東尾修の“ひとりごと” |
昨日とはうって変わって、今日はどんより曇り空。そのせいか、足を運んだ日本ハムのキャンプ風景が心なし寂しく感じてしまった。中日にはあった明るさがまったく見られなかったんだ。「目線が変わった」と述べたばかりだけど、やはり今の自分の目線からは、何よりコーチ陣の動きに真っ先に目が行ってしまう。コーチ経験がないままに監督に就任したことで、より一層コーチに対する思いが強いのかも知れないな。今日受けた印象を率直に述べさせてもらえば、コーチ陣の動きがあまり良くなかった。手持ち無沙汰にしていることが多かったように感じたんだ。その空気は選手にも伝わり、暇を持て余しているように見受けられたからね。主軸となる片岡が抜けてしまい、野手に明るいリーダー格がまだできていないことも少なからず影響しているかも知れない。やはり、キャプテンの田中幸や打線の軸になっていく小笠原あたりに積極的にチームを明るく引っ張るよう努めてもらうしかないね。現時点では、昨年のシーズンの空気を引きずってしまっている節があっただけに、残りのキャンプ期間の二人に注目していきたい。
そうそう、とても驚かされたこともひとつあった。キャンプ取材に多くのカメラマンや記者が球場へ訪れる。通常であれば、マスコミ関係者の立ち入り禁止区域が必ず設けられているものだが、何故か日本ハムではどの場所でもマスコミ関係者がウロウロでき、いつでも選手に話を聞けるような状況だったんだ。あれでは選手の集中力が散漫になってしまうのではないか?と、ふと心配になったほどだった。確かにパ・リーグのみならず、野球界の人気低迷を考えると、マスコミへのアピールはファンサービスの一環なのかも知れないが、別の場所でアピールすることができるはずだし、またそうするべきだと感じた。特に日本ハムの場合、担当する記者やカメラマンが若手だったり、女性だったりすることが多く、選手にとって集中できる環境になりづらいだろうしね。せっかく暖かい気候のもとでキャンプができるのだから、そういった面でもいい環境を整えてあげる必要があるんじゃないかな。とは言え、やはり恵まれた気候の中でのキャンプは選手の仕上がりを早めるようで、ブルペンでは岩ちゃん、関根といったベテラン投手陣が通常以上の仕上がりで投げ込みをしていた。
さて、沖縄滞在もあと僅か。予定としては、この後、広島とヤクルトに行くつもりなんだ。中日・山田さん、日本ハム・ヤス(大島)ときて、明日から広島・こうじさん(山本)、ヤクルト・若さん(若松)と、名球会の仲間が監督をしている所へ行ってるだけに、いつも暖かく迎えてくれるんで気持ち良く見に行くことができるよ。残念ながら今日沖縄入りした横浜だけは日程が合わず見に行くことができないが、オープン戦が始まってからじっくり見れればと思っている。


